ま行用語


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	マキャベリ、ニコロまきゃべり、にころ		マキャベリ（1469-1527）は、ルネッサンス期フィレンツェの官僚、作家、政治思想家。彼を悪く言う人の95％は彼の著作を読んだことが無い。残りの5％は理想主義者かな？以下、君主論の応用リストラで人員を整理する場合は、一度に解雇しなければならない。複数回に分けて行うと、次は自分かもしれないと従業員が不安になるからである。最悪なのは、回を追うごとに解雇する人数を増やすことである。まあ、マキャベリが書いているのは本当に「首を切る」話なのですが…

	見切り千両みきりせんりょう		相場の格言。重要なのは、株を買うときにいくらまで下がったら売るかを明確に決めておき、その条件をみたしたら未練を残さず売ってしまうことではないでしょうか。もちろん、クズ株コレクターには当てはまらないことですが。

	宮沢賢治みやざわけんじ		暴落ニモマケズ 100％減資ニモマケズ MSCBニモ　上場廃止ニモマケヌ丈夫ナ精神力ヲ持チ慾ハ無ク決シテイカラズ一攫千金モ狙ワナイ一日ニ少シノ手数料ト通信料ヲ払ヒアラユルコトヲ株価予想ニ入レズニヨク見聞キシワカリソシテ忘レズぱそこんノアル古クミスボラシイ小サナ薄汚レタ部屋ニヰテ東ニ瀕死ノ凍死家アレバ行ツテ看病シテヤリ西ニ高値掴ミシタ母アレバ行ツテソノクズ株ヲ買ヒ南ニ破産シサウナ人アレバ行ツテコハガラナクテモイヽトイヒ北ニ内紛ヤ訴訟ガアレバ面白イカラモットヤレトイヒ破綻ノトキハ涙ヲナガシ荒レタ総会ハハツラツトアルキミンナニクズ株ほるだート呼バレ褒メラレモセズ苦ニモサレズサウイフモノニワタシハナリタイ

	民事再生みんじさいせい		民事再生とは、民事再生法の規定に基づく会社再建の手続き。すべての法人および個人が行うことができる。経営者はそのままとどまり、株主は権利を失わない。ただし、民事再生になるような会社はたいてい債務超過なので100％減資され、株主は権利を失うのが普通である。上場企業の場合、原則上場廃止となる。しかし、いくつかの条件を満たした場合には上場を維持することができる。実際、債務超過に陥り、民事再生になっても上場したままであった会社が存在する。それは、不動産ディベロッパーのプロパスト（JASDAQ　3236）である。２０１０年に５３４憶円の債務超過となり、民事再生法の適用を申請したが、第三者割当増資、債務免除、デット・エクイティ・スワップなどを駆使して債務超過を脱し、上場を維持した。誰が舵を取っていたのか知りませんが、大したものです。債権者に残す価値のある会社だと思わせるだけのものがあったのでしょう。その後の株価はあまりパッとしませんが。

	もうはまだなり、まだはもうなりもうはまだなり、まだはもうなり		有名な相場の格言言わんとしていることは分かるが、実際にどう活用するかとなると難しい。もう上場廃止だろうと思うと、まだ上場廃止にはならず、まだ民事再生は先だろうと思うと、もう民事再生になってしまう。